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「ザ・フリントストーン」千葉 BayFM
2000年6月4日(日) 21:00〜21:56 放送された内容です。

(一部内容を編集させていただいている個所があります。)
・・・・・ 連載 第三回 ・・・・・
エイミー: ザ・フリントストーン、今週はたくさんのゲストの方々をお迎えしております。 「Planet Of Love」のスターチルドレン、まずピアニストのウォン・ウィンツァンさん、 シンガーの枝元一代さん、そして同じくシンガーのIkukoさん、そして今回のこの「Planet Of Love」の 仕掛け人でいらっしゃいます西川泰明さんをお迎えしてお送りしているわけなんですけれども、、、 地雷って、さっきお話にも出てたんですけど、日本で特に都会に住んでいて普通に毎日を忙しくしていると、 なんか現実っぽく感じないじゃないですか。でも、今この瞬間にもやっぱり地雷で、、、。
ウォン: 僕たち日本に、こんな幸せな平和な国に居座って、地雷なんてやっぱりピンと来ないし、 手ごたえないじゃない?でも、その事って悪い事じゃない、って言うか、僕たち日本に住んでこんなに 幸せなのはやっぱり素晴らしい事なんだよね。 で、そうやってその先に自分たちの意識が広がっていく、 平和の中で余裕があって心が広がっていく、その中に世界が見えてくる、 っていう事だと僕は思うんだよね。 助けなくちゃいけない、とかそういうんじゃなくて、自分たちの出来る事、 自分たちのボディサイズだったり、 自分たちの心の大きな余裕の中にそれが入ってくればいいと、僕は思うんだよね。
マザーテレサの中で素敵な言葉があるんだけど、「まず目の前にいる一人の人を助けなさい。 もしまだ力が余っているのならもう一人の人を助けなさい。」、、 そういう事だと僕は思うんだよね。
エイミー: そういう意味で言ったら、今回のこのスターチルドレンたちというのは、こういう形で 地雷問題っていうのに囲まれてしまったわけですが、、枝元さんはどうですか?
枝元: そうですね、、日頃ね、新聞テレビを通して見ていた戦争、地雷もそうですけど、 いろんな問題がありますけど、自分が歌うという行為をたまたまやっていて、で自分の中の祈りの部分が そういう出来事とこういう形で出会えた事をすごく幸せに思うのと、すごく遠い世界の話なんだけど、 でも自分の内側にすごく感じるようになった。痛みも感じるんだけど、その代わり、それを歌うことで 自分の中を癒していくことが何か、これから力になっていくのかな、っていうカケラをちょっと 拾った感じがするんですよね。
エイミー: Ikukoさんも大きく頷いていらっしゃいますけれど。
Ikuko: そう、地雷っていうと本当に大変なことですけど、私たちはきっと心動かされた時に 私たちの―ウォンさんもよくおっしゃるけど―、体のサイズに合った一歩をポンと踏み出すだけで いいんだと思うんですよ。 それが私たちは「歌う」ということを通じてそれをやって、 これに関わっている方も皆さん自分の仕事をやる っていう事で、それを表現しているんだと思うんです。
エイミー: そういう形で出来上がったのが、この「Planet Of Love」というアルバムであり、 また今日こうやって来て下さった、Ikukoさんや枝元さんウォンさん、それぞれがこの気持ちを ぶつけたのがこのアルバムバージョンの「If There Were No Mies」っていう曲なんですが、 今回はこのアルバムバージョンの方ではウォンさんはウォンさんファミリーで、 息子さんもアレンジで参加された、、。
ウォン: そうなんですよ、我が家に一人の天才がいましてですね(笑)、彼16才なんだけど、 で、彼の中にすごいイメージがあったらしくて、僕のピアノバージョンの「If There Were No Mies」 がピアノとストリングスって感じだったんだけど、こっちの方は非常にネイティブな、、 パーカッションとコーラスと子供たちのコーラスとギターサウンドと、、 実に雰囲気があるんだよね。
エイミー: そうですね、、一般の人的に言うと「We are the World」 のイメージを思い浮かべていただければいいんでしょうか。
ウォン: そうだね、あれの子供バージョンみたいなね。参加してたのが、 Ikukoさんと一代ちゃんと、それからおおたか静流さんと、 あと子供たちが参加してくれてて、 みんなで歌ってて僕も後ろの方でこそこそ歌ってたりしたんだけど(笑い)、、。
エイミー: え、ウォンさんも!実は歌で参加していたんですか。
ウォン: (笑)いや、入ってないんだけど、ほとんど聞こえてないんだけど、、 僕の奥さんも後ろに座っていたりしてね。(笑) なーんかね、隠れシンガーたちが実を言うとたくさんいたりするんだよね。
西川: でもまず嬉しかったのは、 ウォンさんの息子さんの美音志くんが葉さんのこの絵を見た時に子供たちが出てるじゃないですか、 それで子供たちでコーラスをやってみたいって彼が言い出したんですよね。 僕はそれに感動して、、これがこういう形になったっていうのは本当に最後にこの曲が入ってね、 こういう風にCDが出来上がったっていうのはなんかすごく運命的なものも感じたりしてるんですけども。 このコーラスがスタジオから漏れ聞こえてきた時は、この絵の天使たちっていうか 星の子たちが本当に歌っているような錯覚を起こして、すごく感動しましたね。
ウォン: うーん、ホントにダイナミックな、 人と人とが関わっていろんな人がいろんな思いをもって 関わって、それがすごい渦をまいて吹きかかってきたっていう、、 そんなものがこのCDの中に刻印されている、 なんて感じするけどね。
Ikuko: そうですね、子供たちとコーラスをしていて、自然に子供たちから笑みがこぼれて、、。 (ウォン:笑っちゃうんだよね。) で、一代さんのこの「If There Were No Mines」は母のように温かな声なの。 で、ホントにアルバムジャケットが地球をとり囲んでる、、そんな視点を感じられるような、 そういうバージョンだと思います。
エイミー: それでは最後に「Planet Of Love」、アルバムからのアルバムバージョンで この曲聴いていただきましょう。「If There Were No Mines」もしも地雷がなかったなら。 今日はこのアルバムに参加なさった皆さんに来ていただきました。 ピアニストのウォン・ウィンツァンさん、そしてシンガーの枝元一代さん、Ikukoさん、 そして仕掛け人でいらっしゃいます西川泰明さん。今日は本当にどうもありがとうございました。
一同: ありがとうございました。
「If There Were No Mines」(アルバムバージョン)を聴く。
エイミー: 悪魔の兵器、地雷。撤去するのがとても困難な割に、その構造は単純で製造するのも 設置するのも簡単な上、単価がおよそ300円程ととても安い地雷は、現在もボスニアを含む世界の60ヶ国に 約1億発以上設置されていると言われ、その被害は年間に2万8千人。時間にすると約20分に一人が 被害にあっている事になります。ただし、この数字には一般市民は含まれておらず、 実際にはこの10倍以上の被害者がいると言われています。
勿論地雷の製造輸出に関わる国はかなり減ってはいるものの、昨年の調べによると、今も中国やアメリカ、 イギリスなど7ヶ国は地雷を保有し、日本を含め4ヶ国ではまだ破棄作業中というのが現状。 にも関わらず一年に回収できる地雷の数は10万個足らず。 現状のままでは地球上に埋められている地雷を全て回収する為には、1000年以上かかると言われています。 ただし、これはあくまで現在埋められている地雷の撤去の話。 地雷を保有している国が存在する限り、今後新たに地雷を埋められないという保証はないと 言えるのではないでしょうか。
終わり


(c) bayfm the flintstone

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