1965年8月23日、アムステルダムに生まれる。9歳の頃にクラッシックのピアノを弾き始め、17歳の時にジャズに開眼。
Hilversum Conservatory (Holland)で、Rob Madna, Henk Elkerboutについてジャズピアノ、作曲法について学び、1990年音楽修士号を得る。
1989年ロッテルダム・ジャズピアノ・コンクールで優勝、同年にはベルギーのブリュッセルで行われたヨーロッパ・ジャズ・コンテストでベスト・ソリスト賞を獲得。またチェコスロヴァキアのカロヴィー・ヴァレー・ジャズコンテストでも優勝する。
マイクの才能を高く評価したボブ・ブルックマイヤーが、彼の為に奨学金をアレンジして呉れた為に、1993年から3年間、ドイツのケルン大学でボブ・ブルックマイヤーに付いて作曲法、編曲法を学ぶ。
作曲家、伴奏者としての彼の力量は、これまでトゥーツ・シールマンス、ジャック・デジョネット、オスカル・カストロ・ネベス、スコット・ハミルトン、リチャード・ガリアーノ、ハロルド・ランド、ノーマ・ウィンストン、ベニー・ベイリー等を始め、多くのメジャー・アーティスト達の録音やツアーに参加している事からもうかがい知る事が出来る。
マイクはジャズのみならず、デキシーランドからサルサまで、様々なジャンルの音楽にも深い興味があり、これまで数多くの録音に参加している。
デンマークのオスカーを獲得したアニメーション映画の監督、ボリエ・リングに依頼され、アニメーション映画の音楽を手がけたりもしている。
1995〜1997年まで、ベルギーのゲント音楽院でジャズピアノの教鞭を執る。
2003年からは、文化団体・アメリカン・ヴォイセズのジャズ担当ディレクターに迎えられ、欧州各国はもとより、旧ソ連諸国、中近東、アジア、アフリカ諸国、中南米等、文字通り世界各国で、自己のトリオをはじめ、ソロ等、幅の広い演奏活動をする一方、バクー(アゼルバジャン)、アルマティー(カザフスタン)、ホーチミン(ベトナム)等で行われたジャズ・フェスティバル等の開催にも尽力を尽くし、多くの国で行われた彼のマスタークラスは、高く評価されている。
自己のトリオ編成によるオペラのアリア等のオリジナル・アレンジは、これまでどちらかというと失敗作の多いと云われているクラッシックとジャズとのフュージョンとは異なって、その斬新なハーモニーとリズミックな解釈で新たな境地を開拓している。
現在は、トゥーツ・シールマンスとの共演の他、ソロをはじめ、自己のトリオ、ビッグバンドへのゲスト出演等で活躍している。
日本へは2003年8月の第16回スカンジナビアン・コネクションをはじめ、2回に渡るトゥーツ・シールマンスとのブルーノート・ツアー(東京・名古屋・大阪・福岡)でも来日し、2005年12月には在日米国大使館の要請で、現代米国を代表するジャズ歌手・デボラ・ブラウンとのデュオでも来日し、各地で高い評価を受けている。正に地球を駆けめぐるピアニストである。
2006年3月8日、森 泰人記 |
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